慢性的な下痢に漢方薬!「大建中湯」

これまでも何度か書いていると思いますが、私は下痢をしやすい体質です。

小学生の頃から便秘と下痢を繰り返し、週に一度くらいは酷い下痢に悩まされていました。

大人になり社会人になってからは、悪化の一途をたどっていたのですが、特に実家に帰ってきてからは週4~5日ぐらいは下痢または軟便という有様。

仕事のストレスや夏場のクーラー・扇風機、初めての場所に行く緊張感、突然の雨に濡れた身体の冷え、海風にあたった体の冷え、カフェインの摂取など、ありとあらゆることが下痢につながります。

すぐにトイレに行けない場所に行くのはちょっとした恐怖心すらありました。

ヨーグルトを食べるのをやめたり、コーヒーを控えたり、朝食前に舌みがきをしたり、いろんなことを試しましたが、それなりに改善はしても、根本的な解決には至らなかったんですよね。

そんな私ですが、実は今、ほとんど下痢をしない毎日を過ごせています。

というのも、知人のすすめで、数か月前から漢方内科に通い出したんです。

正直、漢方薬がこんなに効くとは思っていなかったので、びっくりしましたよ。

あくまで私個人の体験ですが、書いてみますね。

処方されたのは、「大建中湯」という漢方薬です。
私は知りませんでしたが、わりとメジャーな?漢方薬なようです。

大建中湯.jpg

成分は
カンキョウ
ニンジン
サンショウ
にコウイという飴で、なんだか食べ物感がありますね。

コウイが入っているからだと思いますが、味は少し甘くてけっこうおいしいです。

大建中湯を飲むと、まず、お腹が温かくなります。
私はそれまでずーっとお腹が冷たかっただけに、ポカポカ温かくなるのがよくわかりました。

というよりも、大建中湯を飲んで自分のお腹がずっと冷たかったことに気づいたという感じですかね。

ちなみに私の場合、飲み始めて次の日から下痢をしなくなりました。
少しはプラシーボ効果もあるかもしれませんが、この漢方薬を飲み始めてから2カ月半、まだ3回ぐらいしか下痢をしていません。

以前は週3回以上、下痢をしていたので、これは私にとって本当にすごいことなんです。

常にお腹が温かいので、安心感があって、精神的な不安も減ったように感じます。

いつ下痢をするかわからないという不安感がないだけで、気持ちがだいぶ楽なんですよね。

それから、漢方内科の先生のすすめで、朝食にパンと牛乳をやめて、ごはんと味噌汁に変えたのもよかったかもしれないです。

単純に朝からお腹が温まるのもありますが、私のお腹にはパンと牛乳の成分はマイナス、ごはんと味噌汁の成分はプラスとのことで、実際に調子もいいので続けています。


ただ、一つ気になるのが、大建中湯を飲み始めてから、生理の周期が早くなったこと。

私はもともと29日周期なのですが、5月と6月が21日で、今月は23日周期でした。

これまでも2~3日のずれはありましたが、1週間以上早いというのは人生で数えるほどでしたので、ちょっと気になっています。

それと、ここ数年は生理が始まったのかなんなのかわからないようなスタートで、少しずつダラダラ1週間ぐらい続く感じでした。
それが、3日ぐらいにまとまってサッと始まってサッと終わる点も違っています。

なんか少し体質が変わったというか、生理に限って言えば、若返った感じです。笑

とはいえ、周期が早いので、貧血気味なのが辛いところ。

前回先生には伝えてあるのですが、今月もあまり変わらなかったので、次に行くときにもう一度相談してみたいと思います。

とりあえず、私個人の体験談ですが、下痢体質が改善しつつあるのは本当にうれしいです。

漢方薬に興味のある方は、自己判断せず、一度専門の先生に診てもらってくださいね。
山ほど質問されて血液検査や舌の診断、お腹の診察等してからの処方でしたよ。

体質に合わない薬を飲むといけないですから、お悩みの方はぜひ専門の方にご相談されてみてください!

この記事へのコメント