あまりにも懐かしいと死にたくなるのは、なぜなんだろう。

一体なぜなんでしょうか。
懐かしい曲とか聴くとヤバくないですか?

さっき、久しぶりに90年代の音楽(ニルヴァーナ)を聴いたら、ヤバかったです。。。
いや、別に死にはしませんけどね。

でも、このモヤモヤの正体、突き止めたくなります。

冬に一人で、夏の風景画像を見たときの感情に似ている感じ。

「夏の画像」で検索すると、候補ワードの中に「死にたくなる」が出てきます。
ということは、夏の画像を見ると死にたくなる人が一定数いるってことですよね。
(私が検索したことがあるだけ…?)

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夏の画像が懐かしくて切ないのは、「夏休みの思い出」に直結するからかなと思います。
無邪気で、家族も友達も自分もみんな元気で、そんな日々が当たり前に続くと思っていた日々。

でも、単純に「あの頃に戻りたい」とか、「今の自分が空しい」とか、そういうことでもない気がしています。

そもそも「懐かしい」とは、何か。

1.心がひかれて離れがたい。

2. かつて慣れ親しんだ人や事物を思い出して、昔にもどったようで楽しい。

3. 引き寄せたいほどかわいい。いとおしい。

4.衣服などがなじんで着ごこちがよい。

という意味なんだそうです。(出典:デジタル大辞泉)

この中だと、1.に近い感情ですね。

「心がひかれて離れがたい」
…というよりも、心がひかれて離れられない。離れたくても離れてくれない。という感じ。

“心ひかれるネガティブな感情” なんですよね~。

だから、しんどいけど、時々味わいたくなる。笑

う~ん。
こうやって考えると、死にたいような感情が、生きていることを実感させている気もしますね。

 “感情が生きていた頃”
 “感性が豊かだった頃”
 “心が動いていた頃” 

の感覚を思い出すといいますか。

今、死んでるように生きている自分を脅かす感情なのかもしれないです。

死にたくなるのではなく、むしろ生きていることを思い出させる感じですね。
だから時々味わいたくなるのかな?


では、結論。
懐かしくて死にたくなる気持ちとは、

「青臭くて、大人になった今ではちょっと恥ずかしく感じるような “激しく強い心の動き” を思い出すこと」
です。

※異論は認めます。笑

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