令和ですって。

新元号が決まりましたね。
「令和」ですって。

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最初は「令」と言えば、命令の令しか思い浮かばなかったので、何だか少し冷たい印象を受けました。
でも、引用した『万葉集』の一節を聞いて、見て、印象が大きく変わりました。

日本語ってやっぱり美しいなぁと、しみじみと思いましたよ。

引用したのは次の一節だそうです。

「初春の令月にして 気淑く風和ぎ 梅は鏡前の粉を披き 蘭は珮後の香を薫らす」

”しょしゅんのれいげつにして きよくかぜやわらぎ うめはきょうぜんのこをひらき らんははいごのこうをかおらす”

と、読むようです。

目にしても美しいし、声に出して読んでも美しい日本語です。

「令月」という言葉は、「何事をするのにもよい月」(大辞林 第三版)という意味があるようです。
「淑気」は、「新春のめでたくなごやかな雰囲気」(デジタル大辞泉)という意味だとか。

春の和やかでおめでたい日に香る花々の美しく穏やかな光景が目に浮かびました。

いい元号ですね。


昭和生まれの私は、やがて生きた化石のような扱いを受ける日が来るやもしれませんが(;'∀')
新しい元号のもと、中年時代(そんな言葉があるのかは知りません)を駆け抜けていきたいと思います。笑

ところで、最近私が気になる人は、お釈迦様です。
お釈迦様や仏教の教えが分かりやすーく書かれている良い本はないかしら。

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