須藤凜々花さんの結婚宣言について考える

昨日のAKB48の選抜総選挙2017、直前のイベント中止や指原さんの3連覇、渡辺麻友さんの卒業など色々あったようですが、そんな中すべての話題を須藤凜々花さんの結婚発表が持って行きましたね。

20歳のアイドルの突然の結婚宣言。

早すぎない?という声こそあれど、それ自体は悪いことではないですし、批判されることでもないですよね。

では何がこんなに波紋を広げているのかというと、やはりこのAKB48選抜総選挙の仕組みというか、システムそのものに原因があるように思います。

今さら説明するまでもないですが、一人一票の投票ではなく、ファンはCDを買えば買うほど投票の権利を得られ、どれだけお金を出せるファンがいるか?によって、順位が決まるシステムです。

昨日どなたかが「自分の夢のためにファンのお尻をたたいた」というようなことを言って笑いを誘っていましたが、平たく言うと「ファンのお尻を叩く」ということは、たくさんお金を出すようにお願いするということですよね(;'∀')

今回は、そんなファンの方々に32,000票弱を投じてもらった後の発表なので、ファンの皆さんの気持ちを考えるとやはり少し気の毒な気がします。

ただもう一つ言うと、須藤さんはすでに週刊文春にスキャンダル記事が掲載されることが分かっていたようなので、きっと苦渋の決断だったのではないか?とも思うんですよね。

これは、周りの大人達の判断によるところもあったんじゃないんでしょうか。

最近ひところに比べると、AKB関係の話題性は下降気味な気もしますし、週刊誌経由でファンが知るよりは、話題性を選んだのかなという印象を受けました。

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兎にも角にもこの一件で、それでも応援しようと思うファンがいるのならその心意気は凄いと思いますし
悔し涙を流しているファンがいるのなら、いずれそういう日は来るわけですから、アイドルとの距離の取り方についてよい勉強になったと思うしかないのではないでしょうか。

お金の使い方について考えてみるキッカケにもなるかもしれません。

しかしこれ、総選挙前に結婚宣言していたらカッコ良かったのに!と惜しい気もしています。

総選挙前に宣言していたら、どんな結果が出るにせよ、女性からの新たな支持が得られたのではないでしょうか。

もしそれで票が集まったなら、女性アイドルの新たな可能性を切り開いたかもしれないですよね。

最初から注目度も大きくなったでしょうし、それでも応援する男性ファンがいたらファンの株も上がった気がしますし、いろいろと勿体ないなぁと思ったりしました。

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