何とも辛辣な言葉です。
私の母のお言葉です。酷いです。笑
うちの母は時々、60歳を過ぎた私が、一人でトボトボ歩いている姿が頭に浮かんでゾッとするのだそうです。
そんな想像をさせてしまっているだけでも何とも申し訳ない気持ちになります。
どなたかにお願いして偽装結婚でもしようかしらね?
まあ母は、私に結婚してもらいたいので、辛辣な言葉を次々と投げかけてくるのですが
これがけっこう的を射ているなと、感心したりもするんですよね。
この酷い名言が生まれた経緯としては、私は子供の頃割と本格的に書道をやっていたのですが、ここ20年近く筆を持つことのない生活を送っております。
先日母と一緒に書道教室の前を通りかかった時に、
「あんたもまた書道教室に通う余裕はないのか…と言いかけて、いや、独身者には一生ゆとりの時間は生まれないよ」と言い直したんです。
何度も言います。酷いです。
母が言うには「ゆとりの時間というのは、人に囲まれて忙しくしている中で、自分のために努力して作り出すもの」なんだそうです。
私は「なるほどなぁ」と妙に感心して納得してしまいましたよ。
言われてみれば私には暇な時間はたくさんありますが、「ゆとりの時間」はないかもしれません。
作り出す必要がないですからね。
そうやって考えていくと、1人暮らしって家族がいると自然にできることの一つ一つに「よっこらしょ」感があります。
休日の朝起きることや、食事を作ること、掃除をすること。
全部自分のためにやることですし、誰にも見られていないから、いくらでもサボることもできます。
家族がいると、朝眠くても誰かが起こしに来たり、楽しそうな笑い声が聞こえたら、自然と足が向かいますよね。
誰かが疲れてお腹を空かして帰ってきたら、ご飯を作ってあげたくなります。
そうやってみんなで過ごして、でも自分の時間も必要だと感じて、そして作り出すのが母の言う「ゆとりの時間」なんでしょうね。
一人暮らしはとっても自由ですが、とっても自己責任が伴います。
自分で自分をコントロールし続けないといけないですからね。
私は一生独身を貫くことが悪いこととは思っていないのですが(親に申し訳ないことを除いて)、
でも少なくとも今の私は、自分自身をきちんとコントロールできていませんし、まだまだ独り身のアマチュアだなと思います。
中途半端な私がもし独身を心底楽しめる日がくるとしたら、一人で過ごす中でも「ゆとりの時間」を作り出す人になれた時なんだろうなと思います。
うちの母はよく名言を生み出す人なので(笑)
また心に響く言葉があったら書いてみたいと思います。
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この記事へのコメント
沢田妃ロコ
ゆとりの時間・・「人に囲まれて忙しくしている中で、自分のために努力して作り出すもの」
そういう考え方もありですね。
わたしには家族が居ますがそのように考えたことがなかったので・・・
ゆとりの時間なんてない!
と思っていましたが・・・
自分で作り出すことなんですね!!
頑張って時間を作り出してみます。
ありがとうございます(*^^*)
椿子
コメントありがとうございます!
母が言うには、時間は作り出すものだということです。
忙しい人も暇な人も、何かをしようと思ったら、そのための時間を作り出す必要があるということなのだと解釈しました。
お互い状況は違えど、がんばりましょうね(*'▽')
また遊びにいらしてください~☆