稀勢の里、悲願の初優勝( ;∀;)

大相撲にハマっております。
最近は相撲界の推しメンが増えすぎて、もうこれは幕内箱押しと言っていい状態です。

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今日は大関稀勢の里が悲願の初優勝を遂げましたので、お相撲について少し書きたいと思います。

今場所私が一番応援していたのが、稀勢の里。
いや、多くの相撲ファンが、稀勢の里を応援していたと思います。

稀勢の里は、強い力士です。
去年は年間最多勝。一年間を通して一番勝った力士です。
ですが、これまで優勝経験がありません。
優勝ゼロで、年間最多勝を取ったのは、大相撲史上、稀勢の里が初なんだそうです。
一番安定して勝っているのに、なぜか優勝できない。
それが稀勢の里でした。

現在大関は4人いますが、その中で優勝していないのは、稀勢の里だけでした。

優勝の期待がかかると、途端に相撲が崩れ出すので、メンタルの問題をどうこう言われることが多い力士でもありました。
なかなか現れない日本人横綱への期待も一番大きく、本人は本当に苦しい日々だったのではないかと想像します。

今日は初場所14日目。
稀勢の里が勝って、一敗差で追う横綱白鵬が負ければ、稀勢の里の優勝が決まるという日でした。

私は何だかもう今日は朝からソワソワしていて、稀勢の里の出番が近づいてくると緊張してお腹が痛くなってくる始末でした。笑

稀勢の里の今日の対戦相手は、平幕の逸ノ城。
入幕当初大活躍して、話題をさらった力士ですね。
その後ヘルニア等の病気もあって調子を落としていたのですが、今場所はダイエットした身体もフィットして、当初の勢いを取り戻してきた感がありました。

若い人の勢いって怖いものがありますから、そして終盤乱れがちな稀勢の里ですから、今日は本当にドキドキしてしまいました(;´Д`)

ですが、やはりそこは強い大関稀勢の里。
きっちりと勝利を収めました。

あとは白鵬がどうなるか。ということだったのですが、今場所逸ノ城同様に勢いがある貴ノ岩が相手とはいえ、流石に白鵬が負けることはないだろうと思っていました。

が、やはり若い人の勢いって凄いんですね!
結びの一番での、大番狂わせ。貴ノ岩が勝ち、白鵬が負けてしまいました。

正直明日、白鵬との直接対決で優勝が決まることに期待していた気持ちもありましたが、そんなことはどうだっていいんです。
稀勢の里が優勝したことが、本当に嬉しいです。

明日賜杯を抱いた稀勢の里をみたら、涙が止まらなくなるんだろうなあと思います。
今日はまだ実感が湧かないです。

でも稀勢の里の人気の理由は、強いことにもありますが、つい自己投影してしまうところにもあるんじゃないかなぁと思いました。
いざというところで、自分に負けてしまう。弱い自分が出てしまう。そんな経験をしている人は少なくないのではないでしょうか?
稀勢の里が頑張るなら、自分も頑張る!そんな気持ちになっていた人も多かったのではないかなあ。

私は、仕事のプレッシャーから精神を病んだことがあるので、今でもあの頃のことを思い出して、逃げ出したくなる場面があるんです。

でも、稀勢の里が優勝したなら私も、今逃げ腰になっている仕事に挑んでみようかな。と思ったりした今日なのでした。

稀勢の里関、優勝本当におめでとうございます!!

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