私はどちらも大好きです。
ですが、本を読んで1日を過ごした後と、漫画を読んで1日を過ごした後では、頭のスッキリ感が全然違っているように感じます。
具体的に言うと、本を読んだ後は、何か新しい経験をした後のような、外に出かけて何かをしてきた日と同じような感覚が残るのですが、漫画だとなかなかそうはなりません。
テレビを観て1日過ごしてしまった後のようなスッキリしない感じが残ります。(あくまで主観です)
この違いは何なのか?
本はいいけど漫画はダメみたいな知らず知らずの先入観が、私をそういう気分にさせているのか?
疑問に思ったので、少し調べてみました。
そうしたところ、本を読んでいる時と、漫画を読んでいる時だと、どうやら脳の動きが違っているようです。
本を読んでいる時は、脳の「前頭前野」という部分が活発に動くらしいです。
「前頭前野」とは、人が物事を考えたり、良い悪いの判断をしたり、コミュニケーションをとったり、感情をコントロールしたりする時に使う部分だそうです。
人間が人間らしくあるための部分といった感じでしょうか?
この前頭前野、テレビやゲーム、そして漫画を読むことでは動かないのだそうです。
また、本を読み想像することで、その景色や音、匂いや味までも、まるで実際に経験したのと同じような脳の動きををするという研究結果もあるそうです。
専門的なことは分かりませんが、本を読んで想像することが、脳を活性化するポイントになっているようですね。
本を読むということは、活字から頭の中で1つ1つのシーンを想像し続けていく必要があるので、それが、脳の活性化に繋がるんでしょうか。
音読するとなおさらいいらしいです。
ということで、本を読んだ後と、漫画を読んだ後の頭のスッキリ感の違いは、どうやら脳の活性化の違いにあったようです。
私は自分の体験として実感していたので納得できました。
ちなみに漫画は、脳を休めるのによいので、バランス良く読むといいというお話もありました。
個人的には、ダラダラ漫画を読んでいる時は、脳があまり動いていない実感があります(;'∀')
ですが、面白い漫画だと読み終わった後に、何故あの展開になったのか?そしてなぜ自分はあの場面でこう感じたのか?等、描かれていない部分を補足したりしながら考えるので、その時の脳はよく動いている気がします。
そういう時に脳のMRIをとると、また違った結果が出たりするのかなと思ったりもしました。
調べてみた結果、本を読むことで新しい経験をしたようなあの感覚は、脳が実際にそういう動きをするんだなぁと分かって、興味深かったです。
読書の秋。予定のない休日に読書をして過ごすのは、なかなか良いことかもしれないです(*‘∀‘)
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