アラフォーが着る服について

突然ですが、アラフォーが着る服って難しくないですか?

私は30歳を過ぎた頃から、着る服を選ぶときにためらうことが増えました。

いつまでも好きな服を好きなように着ていたいけど、身体のラインも変わってきますし、
私はカジュアルな服が好きですが、痛々しい若作りになるのも嫌だし…。

これまでの世代に見本があまりいないというか、例えば私たちのお母さんくらいの年代の人が40歳代の頃着てた服って、結構オバチャンの服!って感じだった気がします。

あれはあれで昭和のカアチャンって感じで素敵なんですけど、 自分自身がそういう格好をしたいかと言えば、また違いますよね。

でも数年前に買った服を着てみたら、あれ、なんか顔が浮いてる?っていう気がすることもあります。

格好良く年齢を重ねていきたいですが、どうしたものか。と、悩みどころであります。

私の憧れの人は、夏木マリさんです。
今おいくつか存じませんが、カジュアルなTシャツとデニムをいつまでもカッコよく着こなしていますよね!
あんな風になりたいけれど、あれはなんというか、夏木マリさんの有無を言わせぬ独特のオーラがなせる業なんでしょうね。
いいなー。かっこいいなー。


そういえば、そんな悩めるアラフォーの私に勇気をくれた映画があります。
『アドバンスト・スタイル そのファッションが、人生』
アドバンスト・スタイル.jpg
観たことありますか?
オーバー60’の7人のニューヨークマダムのファッションとその考え方をとらえたドキュメンタリー映画です。
「Advanced Style」という人気ブログがあって(このブログも素敵です。日本でも撮影されています)、その中でも人気のマダム達にスポットをあてて彼女たちに密着した映画です。

皆さん、ものすごくお洒落で格好良くて可愛らしくてとっても素敵なんです!



年齢を重ねてもオシャレでカッコいい人達に共通していることは、自分のことがよく分かっていて、自分のスタイルを貫いているということかもしれません。

どんなに派手で奇抜な格好をしていても、それが似合っていれば、その人のスタイルですもんね。

この映画をみると、オシャレに年齢は関係ない、大切なのは、自分のことをきちんと理解して人生を楽しむことなんだな~って思います。
そして、年月をかけて培われた彼女たちのファッションセンスは、味わい深く、その人生そのものを映し出している気がしました。

私が着る服に迷っているのは、まだまだ中身が未熟な証拠なのかもしれません。
カッコよく年齢を重ねられるようがんばりたいと思います。

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